家に入ってきたコウモリを今すぐ追い出す基本手順|見失った時と再侵入防止まで

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家に入ってきたコウモリを今すぐ追い出す完全手順|見失った時と再侵入防止まで

突然部屋にコウモリが入り込み、どうすればよいか分からず困惑しているはずです。

コウモリは病原菌や寄生虫を持っている場合があり、適切に対処しないと家族の健康に影響が出る可能性もあります。

また、放置すると仲間を呼び寄せて屋根裏に定住し、大量のフン尿被害に発展するケースも少なくありません。

この記事では、部屋に入ってきたコウモリを傷つけずに追い出す具体的な手順と、二度と侵入させないための対策について徹底的に解説します。

目次

【緊急】家に入ってきたコウモリを今すぐ追い出す3ステップ

コウモリが部屋に入ってきた場合、大声を出したり物を投げたりせず、冷静に部屋の状態を変えれば、外へ出ていきます。

筆者

まずは落ち着いて、以下の手順を試してください。

①窓を全開にして「部屋を暗く、外を明るく」する

コウモリは空気の流れを感じ取り、障害物のない広い空間へ飛び立とうとする習性があります。

まずは逃げ道となる窓をできるだけ大きく開けてください。

  • 部屋の照明をすべて消して真っ暗にする
  • 窓ガラスだけでなく、網戸も全開にする
  • 懐中電灯などで外を照らして出口を教える

コウモリは明るい場所を嫌うため部屋は暗くし、出口となる外側を明るくすることで、外へ出ていきやすくなります。

もし外が暗い夜間であれば、家の明かりが漏れないように部屋を消灯し、ベランダや庭の街灯、あるいは強力な懐中電灯を使って外を照らすと効果的です。

コウモリは超音波を出して障害物を検知しながら飛んでいますが、風の流れも敏感に感じ取ります。

窓を少し開けるだけでは、風の流れが弱く出口として認識されないことがあります。必ず「全開」にすることがポイントです。

②動きが止まったら「忌避スプレー」を風上から噴射

窓を開けても出ていかない場合、またはカーテンレールなどに止まって動かない場合は、忌避スプレーを使用します。

必ず「風上」から噴射し、コウモリが出口方向へ逃げるように誘導してください。

スプレーがない場合は、蚊取り線香の煙でも代用可能です。煙の成分を嫌がり、その場から逃げていきます。スプレーを使用する際は、コウモリに近づきすぎないように注意してください。

突然飛び立って顔に向かってくることがあります。距離を取り、出口とは反対側からスプレーを吹きかけることで、嫌がるニオイから逃げるように外へと誘導します。

ハッカ油などのハーブ系の香りも苦手とするため、水で薄めたハッカ油をスプレーすることも一時的な代用策として有効です。

③姿が見えない・広い部屋なら「くん煙剤」で燻し出す

部屋が広くてどこにいるか分からない場合や、家具の隙間に入り込んでしまった場合は、空間全体に薬剤を行き渡らせる「くん煙剤」を使用します。

煙タイプの殺虫剤や忌避剤を使うことで、隠れているコウモリをいぶり出し、開けておいた窓から追い出すことができます。

くん煙剤を使用する際は、火災報知器が反応しないようにカバーをかける、ペットや観賞魚を部屋の外に出す、パソコンなどの精密機器にカバーをかけるといった準備が必要です。

準備ができたら窓を開けた状態でくん煙剤を作動させます。

通常、くん煙剤は窓を閉め切って使用しますが、追い出しが目的の場合は「逃げ道」を作っておく必要があります。

煙が充満し始めると、隙間に隠れていたコウモリがたまらず飛び出してきます。

コウモリ専用の成分が含まれており、強力な風圧ですぐに外へ追い出せます。

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家に入ってきたコウモリを見失った時の「潜伏場所」3選

部屋の中で見失った場合、コウモリは「狭くて暗い場所」か「ぶら下がれる場所」に隠れていることがほとんどです。

見当たらない場合は以下の場所を重点的に探してください。

カーテンのひだ・レールの裏側

最も多い隠れ場所はカーテン周りです。カーテンのひだ(ドレープ)の内側や、レールと壁の隙間にぶら下がっていることがよくあります。

色が似ていて見つけにくい場合があります。懐中電灯で照らしながら確認してください。

特に遮光カーテンなどの厚手の生地は、裏側に隠れられると室内からは全くシルエットが見えません。

カーテンを揺らすときは、下から覗き込むのではなく、長い棒などで端から静かにめくるようにして確認します。

手ですると、驚いたコウモリに噛まれる危険があります。

レールの上部や、カーテンボックスの中に潜んでいることもあるため、脚立などを使って高い位置も慎重にチェックしてください。

エアコンと壁の隙間・家具の裏

エアコン本体と壁のわずかな隙間や、タンスなどの大型家具の裏側もコウモリが隠れやすい場所です。

特にエアコンの上部や裏側は暖かく、狭い空間を好むコウモリにとって落ち着ける場所です。

棒などで叩いて音を出し、反応がないか確認する方法もあります。

エアコンの配管を通す穴(スリーブ)の隙間が室内側で開いている場合、そこからエアコンの裏側に入り込んでいる可能性もあります。

フィルター掃除用のパネルを開けて、内部にいないかも確認が必要です。

筆者

家具の裏を探す際は、壁との隙間に懐中電灯の光を当て、鏡などを使って奥まで確認してください。

脱いだ服やタオルの重なり目

ハンガーに掛かっているコートの内側や、椅子に置いたままの洗濯物の隙間に潜り込んでいることもあります。

柔らかい布製品は爪を引っかけやすく、隠れやすい場所です。

不用意に触ると噛まれる危険があるため、衣類を確認する際は手袋を着用してください。

特に冬場など、コートやダウンジャケットのような厚手の衣類は、生地の間に体がすっぽりと収まってしまうため、外見からは気づかないことがあります。

一着ずつ慎重に揺すって確認するか、厚手の手袋をして袖やポケットの中までチェックすることをお勧めします。

筆者

脱衣所などに置いたバスタオルの間なども盲点になりやすい場所です。

照明器具の「カバー・傘」の内側

ペンダントライトの傘の内側や、シーリングライトのカバー付近も注意が必要です。

電球の熱で暖かく保たれている上、下からは見えにくくなります。一度電気を消して温度を下げてから確認してください。

特に天井に密着していないタイプの照明器具は、天井との隙間にコウモリが入り込むスペースがあります。

また、昔ながらの傘がついた照明の場合、傘の内側の暗がりにてぶら下がっていることがあります。

確認する際は、脚立を使い、真下から覗き込むのではなく、横から光を当てて様子を見てください。

もし中にいた場合、驚いて飛び出してくる可能性があります。

開きっぱなしの「カバン・靴」の中

飛行に疲れて床に落下している場合、開いたままのカバンや靴の中に入り込んでいるケースがあります。

床付近を探す際は、足元にある袋状のものは棒でつつき、中にいないか見てください。

コウモリは基本的に高い場所を好みますが、部屋の中を飛び回って体力を消耗したり、壁にぶつかって落下したりすると、床付近の物陰に身を潜めることがあります。

口が開いたままのトートバッグや、脱ぎ捨てられたブーツの中などは、暗くて狭いため一時的な避難場所として選ばれやすいです。

手を入れる前に必ず中を目視で確認し、棒などでつついて反応を見てから触れるようにしてください。

絶対にやってはいけない「家に入ってきたコウモリ」へのNG行動

焦って誤った対応をすると、法律で罰せられたり、感染症にかかったりする恐れがあります。以下の行動は避けてください。

許可なき「捕獲・殺傷」は法律違反。懲役や罰金の対象

コウモリは「鳥獣保護管理法」という法律で守られている野生動物です。行政の許可なく捕まえたり、殺したりすることは禁止されています。

違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

ほうきで叩き落としたり、毒餌を使ったりすることは絶対に避けてください。「追い出す」ことだけを考えてください。

例え家の中に侵入してきた害獣であっても、法律上は許可のない捕獲や殺処分は認められていません。

これは生態系の保護を目的とした法律であり、違反には重い罰則があります。

虫取り網で捕まえて外に放す行為も、厳密には「捕獲」にあたるため推奨されません。

あくまで「自力で出ていくように仕向ける」ことが、法的に最も安全で正しい対処法です。

素手での接触は厳禁。「病原菌・寄生虫」感染のリスクがある

コウモリの体やフンには、多くの病原菌やウイルスが付着している可能性があります。また、マダニなどの寄生虫を持っていることも多いです。

素手で触れると感染症にかかる恐れがあるため、絶対に直接触らないでください。

万が一噛まれたり引っかかれたりした場合は、傷口をよく洗い、速やかに医療機関を受診してください。

コウモリは狂犬病をはじめとする人獣共通感染症の媒介者となる可能性があります。

日本国内でのコウモリによる狂犬病感染例は極めて稀ですが、世界的には多くの事例が報告されています。

また、体表には吸血性のダニやノミが付着していることが多く、これらが人間に移ると激しい痒みや皮膚炎を引き起こします。

死骸であっても素手で触れるのは危険です。必ず厚手の手袋やトングを使用してください。

殺虫スプレーの噴射は「効果薄&法律抵触」の恐れがある

一般的なハエ・蚊用の殺虫スプレーは、コウモリを退治できる強さではありません。

噴射してもすぐには死なず、逆に驚いて部屋中を暴れ回り、フンや菌を撒き散らす原因になります。

また、殺傷目的での使用は前述の法律違反になる可能性もあります。

殺虫剤に含まれるピレスロイドなどの成分は、昆虫には神経毒として作用しますが、哺乳類であるコウモリには即効性がありません。

苦しんで暴れ回るコウモリは、普段以上に予測不能な動きをし、カーテンや壁を汚したり、人にぶつかってきたりする危険性が高まります。

コウモリ専用の忌避スプレー(ハッカ成分など)を使用するのが正解です。

掃除機で吸うのは「菌の飛散」を招く不衛生な行為

動かないコウモリや落ちているフンを掃除機で吸い取るのは危険です。

排気口からフンの菌が部屋中に広がる恐れがあります。除去する際は、ほうきとちりとりを使い、静かに取り除いてください。

コウモリのフンにはカビ菌などが含まれていることがあり、これが空気中に舞い上がって吸い込むと、肺や気管支に障害を起こす「ヒストプラズマ症」などの原因になることがあります。

掃除機の強力な排気は、フィルターを通り抜けて微細な菌を部屋全体にばら撒いてしまうことになります。

フンを見つけた場合は、マスクを着用し、濡らしたキッチンペーパーなどで覆ってから拭き取るか、静かにちりとりで回収してビニール袋に密閉してください。

なぜコウモリが家に入ってきた?わずかな隙間も見逃さない侵入経路と原因

コウモリは体が小さく柔軟性があるため、想像以上に小さな隙間から侵入します。

「網戸を閉めていたのに」という場合でも、隙間を見つけて入ってくるのです。

家に住み着くのは主に小型の「アブラコウモリ」

日本の家屋に侵入するコウモリのほとんどは「アブラコウモリ(イエコウモリ)」と呼ばれる種類です。

体長は4〜6cm程度、重さは10gほどしかありません。体が非常に柔らかく、頭さえ通ればどこでも通り抜けられます。

このアブラコウモリは、自然の洞窟ではなく、人間の家屋を主な住処として進化してきた種類です。

そのため、瓦の下や壁の隙間、通気口など、人工的な構造物の隙間を見つける能力に長けています。

夕方になると空を飛び回って蚊や蛾などの昆虫を捕食しますが、休憩場所や寝床として安全な家の隙間を選びます。

わずか1cmの隙間があれば「換気扇・通気口」から入る

アブラコウモリは、1cm程度の隙間があれば簡単に侵入できます。

換気扇の羽の隙間や、網が破れた通気口(ガラリ)はよく使われる侵入ルートです。普段使用していない換気扇や、カバーが外れている通気口がないか確認してください。

特に古い換気扇は、屋外側のシャッターが油汚れなどで固着し、半開きになっていることがあります。

コウモリはこのわずかな隙間からプロペラの間をすり抜けて室内に入ってきます。

また、通気口の防虫網が劣化して破れていると、そこはコウモリにとって格好の入り口となります。

エアコンの「配管穴・スリーブ」のパテ劣化

エアコンのパイプを外に通すための穴(スリーブ)の隙間を埋めているパテは、経年劣化で硬くなり、ひび割れたり剥がれたりします。

そのわずかな隙間から壁の中に侵入し、最終的に室内へ出てくるケースがあります。

エアコンの配管穴は、壁を貫通して室内と屋外を繋いでいます。

通常はパテで塞がれていますが、紫外線や雨風にさらされることで数年で劣化し、隙間ができます。

コウモリは壁の中の断熱材などを足場にして移動し、エアコン裏の隙間や、コンセントカバーの裏などから室内に現れることがあります。

外から見てパテに亀裂が入っていたり、脱落していたりする場合は要注意です。

家に入ってきたコウモリを追い出した後の「清掃・消毒」手順

コウモリが出て行った後も、部屋には病原菌や寄生虫が残っている可能性があります。必ず清掃と消毒を行ってください。

①マスク・手袋・ゴーグルで「肌の露出をなくす」

掃除中に舞い上がった菌を吸い込んだり、ダニが肌に付着したりするのを防ぐため、肌が出ない服装で作業してください。

  • 使い捨てマスク(できれば密着性の高いもの)
  • ゴム手袋(厚手のもの)
  • 防護メガネ(ゴーグル)
  • 長袖・長ズボン
  • 帽子またはタオルで髪を覆う

使用したマスクや手袋は、作業終了後にビニール袋で密閉して捨ててください。

菌や寄生虫を他の部屋に持ち込まないよう、作業が終わったら着ていた服もすぐに洗濯することをお勧めします。

特に免疫力の低い子供や高齢者がいる家庭では、清掃作業中は部屋に近づけないように配慮してください。

②フンを取り除き「アルコール・次亜塩素酸」で消毒

フンが落ちている場合は、キッチンペーパーなどで拭き取り、その場所を消毒します。

アルコール除菌スプレーや、薄めた次亜塩素酸ナトリウム液を使用し、フンがあった場所だけでなく周辺も広めに拭いてください。

フンが乾燥していると粉末状になって飛散しやすいため、スプレーで湿らせてから拭き取るのが安全です。

次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合は、色落ちする可能性があるため、床材や壁紙の目立たない場所で試してから使用してください。

消毒後は水拭きをして薬剤を拭き取り、十分に換気を行って乾燥させます。

③ダニ防止のため「殺虫スプレー」を散布しておく

コウモリには「コウモリマルヒメダニ」などのダニが寄生していることが多いです。

コウモリがいなくなった後、残されたダニが人を刺すことがあります。

コウモリがいた場所やその周辺には、ダニ用の殺虫スプレーを念入りに散布し、二次被害を防ぐことが大切です。

コウモリに寄生するダニは、宿主がいなくなると新たな吸血対象を探して移動します。

畳やカーペット、寝具などに移動してくる可能性があるため、部屋全体にダニ用スプレーやくん煙剤を使用して予防しておくと安心です。

特にコウモリが隠れていたカーテンやエアコン周りは重点的に処理してください。

もう二度とコウモリを家に入ってこさせないための「物理的」な再発防止策

追い出しただけでは、また戻ってくる可能性があります。物理的に入り口を塞ぐことが最も確実な対策です。

換気口や通気口には「金網・パンチングメタル」

網目の粗い換気口や、壊れている通気口には、目の細かい金網やパンチングメタルを取り付けます。

網目は1cm以下のものを選んでください。結束バンドやネジでしっかりと固定し、コウモリが無理やり入ってこれないようにします。

ホームセンターなどで販売されているステンレス製の金網(メッシュ)は耐久性が高く、錆びにくいのでおすすめです。

金網をカットする際は、ニッパーや金切りバサミを使用し、隙間の大きさに合わせて少し大きめに切り取ります。

通気口の形状に合わせて曲げ、隙間ができないように取り付けるのがコツです。

簡易的に済ませたい場合は、屋外用の強力両面テープで固定する方法もありますが、長期的な耐久性を考えるとネジ止めやコーキング材での固定が望ましいです。

エアコン配管の隙間は「パテ」で埋める

エアコン配管周りの隙間は、ホームセンターなどで売っている配管用パテを使って埋めます。

粘土のように手で形を変えられるため、特別な工具は不要です。

既存のパテが劣化している場合は、一度取り除いてから新しいパテで隙間なく塞いでください。

作業手順としては、まず古いパテを剥がし、配管周りの汚れやホコリをきれいに拭き取ります。

新しいパテを手でよく練って柔らかくし、配管と壁の隙間に押し込むようにして埋めていきます。

隙間ができないようにしっかりと密着させ、表面を滑らかに整えれば完成です。

筆者

誰でも簡単にできる作業ですが、侵入防止効果は非常に高いです。

屋根やシャッターの隙間は「シーリング材」で埋める

外壁の亀裂や、シャッターボックスと壁の隙間など、動かない部分の隙間にはシーリング材(コーキング)を使用します。

防水効果もあるため、建物のメンテナンスも兼ねて行えます。

高所作業になる場合は転落の危険があるため、無理せず専門業者へ依頼することも検討してください。

シーリング材を使用する場合は、コーキングガンという専用の道具が必要になります。

隙間の両側にマスキングテープを貼り、シーリング材を充填した後、ヘラで均してテープを剥がすと綺麗に仕上がります。

ただし、コウモリがまだ中にいる状態で塞いでしまうと、壁の中で死んでしまい腐敗する原因になります。

必ず完全に追い出したことを確認してから塞ぐ作業を行ってください。

100均グッズでは防ぎきれない侵入も、専用の金網とパテを使えば確実にブロックできます。

【高儀】ステンレス金網(目の細かい防除用)

【セメダイン】すきまパテ(配管穴埋め用)

自力のコウモリ対策はここまで!家に入ってきた際の「危険サイン」

1匹入り込んだだけなら自分で対処できますが、すでに「住処」にされている場合はプロの手が必要です。

以下のサインがある場合は、個人の対策では限界があります。

天井裏から「カサカサ音・鳴き声」がする場合

夜になると天井裏や壁の中から「カサカサ」「キイキイ」という音が聞こえる場合、複数のコウモリが住み着いている可能性が高いです。

この段階では繁殖が始まっている恐れがあり、素人がすべての侵入経路を特定して塞ぐのは困難です。

コウモリは集団で生活する習性があり、一度巣を作られると数十匹から数百匹規模に増えることもあります。

特に夏場は繁殖期にあたり、子供のコウモリがいるため追い出しが難しくなります。

親コウモリが出ていっても、飛べない子供が取り残されて死んでしまうリスクがあるため、慎重な対応が求められます。

部屋に「ダニ・ノミ」が発生し、異臭がする場合

天井にシミができたり、獣臭いにおいがしたり、原因不明のダニ刺されが増えている場合は深刻な状況です。

屋根裏に大量のフンが堆積している可能性があります。健康被害につながる恐れがあるため、早急な清掃と消毒が必要です。

コウモリのフンは乾燥すると崩れやすく、天井裏全体に広がっていることが多いです。

これらをすべて除去し、消毒作業を行うには、天井裏に入り込むための装備と技術が必要です。

また、断熱材の中にフンが染み込んでいる場合は、断熱材ごとの交換が必要になることもあります。

高所や配管など「侵入経路」が特定できない場合

コウモリが入ってきた場所がどうしても分からない、あるいは屋根の軒下などハシゴを使っても届かない場所にある場合です。

無理に高所で作業をするのは危険ですし、塞ぐ場所を間違えるとコウモリを壁の中に閉じ込めてしまい、死骸が腐敗し、ひどい悪臭の原因になります。

プロの業者は高所作業車や足場を使って安全に作業を行い、侵入経路を徹底的に調査します。

建物の構造を熟知していないと見落としてしまうような小さな隙間も、経験豊富なプロなら見つけ出すことができます。

失敗しないコウモリ駆除業者の選び方と費用相場

業者に依頼する場合、適正価格で確実に作業する会社を選ぶ基準を知っておく必要があります。

悪質な業者に引っかからないためのポイントを解説します。

駆除費用の相場は「1箇所2〜3万円」が目安

コウモリ駆除の費用は、侵入箇所の数や足場の設置有無によって変動しますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 追い出し作業:2万円〜3万円 / 1箇所
  • 侵入防止工事(封鎖):1万円〜3万円 / 1箇所
  • 清掃・消毒:1万円〜3万円

トータルでは数万円〜10万円、足場が必要な場合は20万円以上になることもありますが、見積もりが極端に安い、あるいは高い場合は内訳を詳しく確認してください。 

安すぎる業者は、追い出しだけで侵入対策を行わなかったり、保証がついていなかったりすることがあります。

逆に高額な請求をしてくる業者は、不要な工事を含んでいる可能性があります。

複数の業者から相見積もりを取り、作業内容と費用を比較することが重要です。

再発時の「長期保証」がついているか

コウモリは帰巣本能が強く、一度追い出しても戻ってこようとします。

施工後に再び侵入された場合、無償で再施工してくれる保証期間がある業者を選んでください。

1年〜5年程度の保証がついているのが一般的です。保証内容も詳しく確認しましょう。

「再侵入した箇所の封鎖のみ無料」なのか、「駆除作業全体をやり直してくれるのか」など、業者によって対応が異なります。

自信のある業者は長期の保証をつけていることが多いです。

コウモリ駆除の「実績・事例」が公開されているか

ホームページなどで具体的な施工事例や写真が公開されているか確認します。

コウモリ駆除は、ネズミや害虫駆除とは異なるノウハウが必要です。

コウモリに特化した知識と経験がある業者かどうかが、成功するかどうかに関わります。

特に、どのような場所を塞いだのか、どのような薬剤を使用したのかといった詳細な情報が掲載されている業者は信頼できます。

口コミや評判も参考になりますが、自社の施工事例をしっかりと見せている業者を選ぶのが確実です。

不安が残る場合は「無料調査」を利用して侵入有無を確認する

「本当にいなくなったか不安」「まだどこかに隠れている気がする」という場合は、専門業者の無料調査を利用するのが確実です。

多くの業者が現地調査と見積もりを無料で行っています。

屋根裏や高所の「侵入痕跡」をプロの目でチェック

業者は専用のスコープや知識を使って、屋根裏の奥や外壁の高所など、普段見ることのできない場所を調査してくれます。

フンの有無や侵入経路の特定をしてもらうだけでも、どう対策すべきかが分かります。

調査の際は、デジタルカメラなどで現場の写真を撮ってもらい、一緒に確認しながら説明を受けるようにしましょう。

現状を正しく把握することが、解決への第一歩です。

見積もり後のキャンセルも可能か確認する

良心的な業者は、現地調査と見積もりまでは無料で行い、契約に至らなければキャンセル可能です。

電話で問い合わせる際に「調査は無料か」「見積もり後のキャンセルは可能か」を必ず確認してから依頼してください。

契約を急かしたり、その場で工事を始めようとしたりする業者は避けた方が無難です。一度持ち帰って検討する時間をくれる業者を選びましょう。

万が一巣があった場合、放置すればするほど被害額は膨らみます。まずは無料でプロの目を入れるのが一番の安全策です。

コウモリ侵入に関するよくある質問

コウモリに関する噂や疑問について、専門的な視点から回答します。間違った知識で対応しないよう、正しい情報を知っておいてください。

Q.コウモリが家に入ると幸運って本当?

中国などでは「福」を呼ぶ動物とされることがありますが、衛生面ではリスクしかありません。

感染症や寄生虫、フン害のリスクを考えると、家の中にいさせるメリットはありません。迷信よりも家族の健康を優先し、速やかに追い出すべきです。

漢字で「蝙蝠」と書くコウモリは、「福」と同じ発音であることから縁起が良いとされることがありますが、現代の住宅環境において共生することは不可能です。

Q.超音波グッズはコウモリに効果がある?

一時的に忌避効果がある場合もありますが、コウモリはすぐに慣れてしまいます。

超音波だけで完全に追い出し、再発を防ぐことは難しいです。

あくまで補助的な手段と考え、物理的な侵入防止策を中心に考えてください。

コウモリは超音波を使って会話や障害物の検知を行っていますが、市販の超音波発生器の周波数に慣れてしまうと、全く気にしなくなります。

また、障害物が多い屋根裏などでは超音波が届きにくいという弱点もあります。

Q.部屋に巣を作ることはある?

部屋の中(居住スペース)に巣を作ることは稀ですが、屋根裏や壁の中には頻繁に巣を作ります。

部屋に入ってきた個体は、たまたま迷い込んだか、屋根裏の巣から溢れて出てきた可能性があります。 

頻繁に見かける場合は、建物のどこかに巣があると考えて調査すべきです。

特にエアコンの裏や換気扇の中は、部屋と繋がっているため、巣から迷い込んでくるルートになりやすいです。

Q.賃貸マンションの場合、管理会社は対応してくれる?

廊下や外壁などの「共用部」であれば管理会社の責任ですが、室内の「専有部」に入った場合は入居者の管理責任になることが多いです。

ただし、建物の構造上の欠陥(換気扇の不備など)が原因であれば管理会社負担になることもあります。

まずは管理会社へ連絡し、状況を相談してください。

勝手に工事を行うと退去時にトラブルになる可能性があるため、必ず事前に許可を取るか、管理会社経由で業者を手配してもらうようにしましょう。

まとめ:見つけたら冷静に追い出し、侵入口を塞ごう

コウモリが家に入ってきた場合、まずは窓を開けて出口を作り、落ち着いて追い出すことが最優先です。

  • 部屋を暗くし、窓を開けて外へ誘導する
  • 忌避スプレーやくん煙剤を活用する
  • 絶対に素手で触ったり、殺したりしない
  • 追い出した後は清掃・消毒を徹底する
  • 換気口や配管の隙間を物理的に塞ぐ

自分で対処するのが怖い、あるいは侵入経路が分からない場合は、無理せず専門業者に相談し、安心して暮らせる部屋に戻しましょう。

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